おなかブログ
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あんどう消化器内科IBDクリニックのブログです。
皆さんは5月19日が「世界IBDデー」であるというのをご存じでしょうか?恥ずかしながら、私自身も知ったのはここ数年のことなのですが(^^;。
「世界IBDデー」とは…
「1990年5月19日に、欧米23カ国のIBD(炎症性腸疾患:クローン病と潰瘍性大腸炎)の患者会と、世界消化器病学機構が世界会議を行ったことを記念し、欧州クローン病・潰瘍性大腸炎患者連合会(EFCCA)によって制定されました。
毎年5月19日には、世界各地で様々なイベントが開催され、全世界500万~1000万人いると言われるクローン病・潰瘍性大腸炎の患者が結びつき励まし合い、難病についての正しい理解を啓発しています。」
(”世界IBDの日 姫路城ライトアッププロジェクト”より)
疾患の啓発運動として、乳ガンの早期発見・早期診断・早期治療の大切さを伝える「ピンクリボン」というのが有名ですが、世界IBDデーのシンボルカラーは「紫(パープル)」となっています。
毎年世界各地で様々なイベントが開催されています。2018年からは姫路IBD患者会の皆さんが中心となり、世界遺産である姫路城を紫色にライトアップするイベントが行われています。新型コロナウイルスの影響で、残念ながら多くのイベントが中止されていますが、姫路IBDの皆さんの尽力により今年もライトアップイベントは行われるとのことです。
(リンク勝手に貼っちゃいました。姫路IBDの柳井さん、スイマセン)
また、Webでのイベントも行われるようですので、ご興味のある方は一度覗いてみてください。
「IBDとはたらくプロジェクト」
https://www.ibd-life.jp/project/worksickbalance.html
患者さんやご家族はもちろんのこと、そうでない方々にも潰瘍性大腸炎やクローン病などに興味を持っていただき、IBDへの理解が進んでいくことを願っています。