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内科

Internal medicine

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Internal medicine

「熱が出た」「喉が痛い」などの、いわゆる風邪症状などはもちろんのこと、高血圧や糖尿病、脂質異常症(高脂血症、高コレステロール血症)などの生活習慣病などの治療を行います。
いずれも最新の診療ガイドラインにのっとった治療を心がけています。

高血圧、糖尿病、脂質異常症の治療目標は、単に血圧や血糖値、コレステロール値や中性脂肪の値を下げることではありません。
これらは、いずれも主に動脈硬化(動脈の壁にコレステロールが蓄積して血管が細くなった状態)を来し、心筋梗塞、狭心症、脳梗塞、慢性腎不全などの病気を引き起こします(“動脈硬化御三家”などとも呼ばれます)。
そのため、治療をする本来の目的は、これらの異常により起こりうる様々な病気を予防し、健康寿命を延ばすことにあります。

治療に難渋する場合や専門的治療が必要となる場合、積極的に近隣の専門医へ紹介させていただきますのでご安心ください。

高血圧

血圧が高い状態が続くことで血管の壁に圧力が掛り、その結果、血管を傷めて次第に血管が硬くなり動脈硬化へとつながります。高血圧の原因は特定されていませんが、遺伝的要因と食生活(塩分の高い食事)や嗜好(喫煙・飲酒)過多、または運動不足や精神的なストレスなどの環境的要因が重なって引き起こされると考えられています。

日本高血圧学会が2019年に改定したガイドラインより

  • 高血圧の基準値:診察室血圧 140/90mmHg、家庭血圧 135/85mmHg
  • 正常高値血圧(120~129/80mmHg未満)以上の方は、生活習慣の修正が必要
  • 糖尿病や慢性腎不全などを合併した高リスクの高値血圧患者および高血圧者(140/90mmHg以上)では、生活習慣の修正を積極的に行い、必要に応じて降圧薬治療を開始することが推奨(いずれも診察室血圧)
  • 降圧目標は、診察室血圧が130/80mmHgで、家庭血圧が125/75mmHg
  • 75歳以上の高齢者の降圧目標は140/90mmHg未満

脂質異常症

血液中の脂質(コレステロールや中性脂肪)が多い為に引き起こされる疾患です。これらの余分な脂質は、動脈の壁にくっついて血管を硬く狭くしていずれ動脈硬化を引き起こします。コレステロールには善玉コレステロール(HDL)と悪玉コレステロール(LDL)があり、善玉コレステロールは細胞内や血管内の余分な脂質を肝臓に戻す働きがある為、悪玉コレステロールを減らすことに役立っています。脂質が上昇する主な原因は食生活(カロリー過多)、飲酒や喫煙、運動不足、遺伝などが考えられます。

日本動脈硬化学会:動脈硬化性疾患予防のための脂質異常症診療ガイド2018年版

動脈硬化性疾患予防のための脂質異常症診療ガイド2018年版

この数字を基準に

  • 喫煙
  • 高血圧
  • 低HDLコレステロール血症
  • 耐糖能異常(糖尿病)
  • 近親者の早発性冠動脈疾患家族歴
を危険因子としてリスク評価を行い、治療方針を考慮していくことになります。

糖尿病

血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が高くなる病気です。人体は、たくさんの細胞から成り立っていますが、この細胞が働く為のエネルギー源がブドウ糖です。膵臓から分泌されるインスリンというホルモンが、血液中のブドウ糖を細胞の中に取り入れる役割を果たしています。しかし、このインスリンの量が不足したり、働きが悪くなったりすると、ブドウ糖が細胞内に取り込まれなくなり、血液中のブドウ糖濃度(血糖値)が高くなってしまうのです。

日本糖尿病学会が2019年に発効した糖尿病診療ガイドラインには、「代謝障害の程度が軽度であればほとんど症状は気づかれない。そのため長期間放置されることがある。しかし、血糖値が著しく高くなる代謝状態では、口喝、多飲、多尿、体重減少がみられ、さらには急性併発症として意識障害から昏睡に至り、効果的な治療が行わなければ死に至ることもある。代謝障害が軽度でも長く続けば特徴的な慢性併発症(網膜症、腎症、神経障害)を発症するリスクが高い。さらに、糖尿病では全身の動脈硬化が促進され、これが心筋梗塞、脳梗塞、下肢の閉塞性動脈硬化症の原因となる。また、細菌感染に対する抵抗力の低下をもたらす。近年では、すい臓がんや肝臓がんなどの悪性腫瘍の合併、歯周疾患、骨折や認知機能障害リスクの増大など、多面的な併発しやすい疾患の存在が指摘されている。」と記載されています。

治療は空腹時血糖とHbA1c(へもぐろびんえーわんしー)の是正が重要ですが、年齢や発症からの時間、併発症の程度により異なります。

糖尿病診療ガイドライン2019年版

糖尿病診療ガイドライン2019年版

適切な食事療法や運動療法で改善が見られないときは薬物療法が考慮されます。