おなかブログ
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持病の潰瘍性大腸炎の悪化が原因で安倍総理が辞任されました。このブログで政治的な発言をするつもりは全くありませんが、やはりこの病気を専門として深くかかわらせてもらっているものとして、色々思うところもあります。
最初の辞任をされたのは2007年でした。ちょうど私自身が本格的に潰瘍性大腸炎をはじめとしたIBDを専門的に診るようになったころです。再度総理大臣になり、歴代最長の在職期間を達成されています。賛否はあると思いますが、「潰瘍性大腸炎でもこれだけ大変なことができるんだ」と、同じ病気を持つ方に勇気を与えてくれたことは事実だと思います。この度の辞任のタイミングが、ちょうど私自身が勤務医を終えて、開業医として潰瘍性大腸炎をはじめとする患者さんと新たにかかわっている時期と被るのも、勝手ですがなにか感慨深いものを感じます。
辞任されても国会議員は続けられるとのことです。しっかり療養し、引き続きご活躍いただければと思います。お疲れさまでした。