078-926-0331

24時間WEB予約

MENU

おなかブログ

BLOG

うちの”トリセツ”

 

あんどう消化器内科IBDクリニックのブログです。

 

 当院が開院してからそろそろ2年ほどになります。開院当初のブログでも、「コロナが猛威を振るっていますが…」みたいなことを書いていましたが、2年たった今も同じことを言っているとは、当時は想像もしていませんでした。一刻も早い収束を願うばかりです(と書いているのも当時と同じです)

 

 2年間続けてきて、開業当初とは変わったことがいくつかあります。2年の間に少しずつ変わってきたため、はたから見るとどうなっているかよくわからないところもあるかもしれません。ここで改めて、当クリニックについてまとめてみたいと思います。

 


 

まず、クリニックのキャッチフレーズです。

 

“からだ”と“こころ” に寄り添う「おなかのクリニック」

 

 これは開業の約1年前、具体的に開業に向けてコンセプトを練っていた際、最初に思いついたフレーズです。細かな点は色々変わりましたが、今でもすべての基本はここにあると考えています。

 

 

以下、具体的な診療方針です。

 

 内科のクリニックとして開業した場合、多くの場合が自分が専門としている分野以外も診られていることが多いと思います。開院当初は当院も同様にすべての内科疾患を診るつもりでしたが、実際開院してみると、実に多くの方が「おなかの症状」で困られていることが分かりました。後に述べるように、炎症性腸疾患の専門治療を行うという大きな目的があること、何よりも私自身が自信をもって提供できる診療は何かと考えたとき、やはり消化器内科にしぼって診療させていただくのが最善という結論になりました(ブログ“衣替え”)。そのため、当院では高血圧や脂質異常症、糖尿病、心疾患、呼吸器疾患などに対する投薬は行っておりません。ご不便をおかけする方もいらっしゃるとは思いますが、ご理解のほどをよろしくお願いいたします。

 

 当院の特徴の一つとして、上部下部内視鏡検査(いわゆる胃カメラ、大腸カメラ)を行っているということも挙げられます。方針としては、「できる限り丁寧に、鎮静剤を使うときはしっかり使う」ということです。決して内視鏡検査が中心のクリニックではありませんので、内視鏡専門をうたっているクリニックと比べて劣っているところは多々あるとは思いますが、検査前後の説明も含めて、丁寧に、できる限り苦痛を感じることなく、これぐらいであればまた受けてもよいと感じてもらえる検査を心がけています。ですので、「以前検査を受けてここが大変だった」ということがあればぜひお聞かせいただければと思います。

 

 当院の最大の特徴はIBD(炎症性腸疾患)の専門クリニックであるという点です。全国にはIBDに精通した先生がされてる専門クリニックが(実は)たくさんあります。ただ、クリニック名に”IBD”と入れているところは数えるほどしかありません。そんな状況でIBDクリニックと名乗るべきか、最初は少し迷いもありましたが、今ではそうしておいて良かったと思っています。何よりも、治療先をどうしようか迷われている方にも見つけてもらいやすい名前ではないと思います(何なら「あんどう消化器内科潰瘍性大腸炎クローン病クリニック」でもよかったかも…長すぎか 🙁 )

 

 IBD専門クリニックの役割については、改めて別の項でまとめたいと思います。

 


 

 もちろん、これらのことは私一人だけで出来ることではありません。幸い当院には炎症性腸疾患や内視鏡検査に精通した専門の看護師が一緒に働いてくれています。また、受付をはじめ、頼りになるスタッフがいてくれているということが当院の一番の強みかもしれません(頼りになりすぎて院長がなかなか成長しないというのが一番の弱点かも… 😥 笑)

 

 まだまだ理想を十分実現できていると自信を持って言えるほどではありませんが(まだ2歳児なんで(^^;)、理想を実現し続けられるよう、スタッフ一同、ぶれずに頑張っていきます!

 

 

カテゴリー

最近の投稿

月別アーカイブ